お肌に含まれている潤いが減ってきてお肌の表面がカサつている状態のことを肌荒れといいます。
空気がカラカラした冬になると、乾燥肌の人が悩まされることが多くなります。そしてシミやシワなど別のトラブルの引き金となるのです。男の人に比べて女の人の皮脂はもとからあまり多くないものです。そして25歳くらいから減る傾向があります。皮脂の量が少ないと肌荒れの誘因となってます。それはお肌から水分が逃げやすくなり、肌のうるおいがなくなるからです。とくに目元の周りが荒れることが多いのはお肌が薄いためです。皮膚がうすいと皮脂腺が少ないので肌荒れしやすいのです。
またストレスが原因で、お肌のかさつきや、ニキビができる、痒みを生じるなどの肌荒れがおこることがあります。免疫力を低くするストレスは、ホルモンバランスを損なうなど、皮膚に影響をおよぼします。それにより、肌荒れの症状がおこってしまうのです。さらにストレスによる不眠症の症状や、食生活の乱れによって肌荒れが起こることもあります。
皮膚の脂肪の分泌を促進するのは男性ホルモンです。それが減少すると角層がカラカラになってひび割れた状態になるので、肌荒れがおこります。暖かい季節は肌の潤いを保ちやすくなります。なぜなら湿度が高く、発汗するからです。反対に寒い時期は肌荒れが起きやすくなります。空気がカラカラになって、汗をあまりかかないからです。
洗顔の方法ですが、熱いお湯で洗うのはお肌の脂肪がかなり落ちてしまうのでやめた方が良いでしょう。まずぬるま湯で洗い、最後に水で洗います。これが肌荒れ対策になる洗顔方法です。こうすると毛穴が引き締まって、肌の保湿効果がアップしますので、肌荒れ予防になるのです。